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地域イノベーションコース

地域イノベーションコースとは

ひろみらプロジェクトの教育領域において、全学部横断型のコースとして2014年度より新設されたのが「地域イノベーションコース」です。本コースでは、地域の持続的活性化に貢献できる「地域イノベーション人材」の育成に取り組みます。 地域イノベーション人材とは、地域にイノベーションを起こすことができる人材のことです。すなわち、地域イノベーション人材には、様々なステークホルダー(住民、団体、事業者、行政関係者等当該地域の課題や活性化に関わる利害関係者)と連携・協働しながら、地域のニーズを発見し、課題解決のために新たな概念や方法などを創出することができる能力を備えることが求められます。 このため、地域イノベーションコースは、地域イノベーションにかかる基礎的知識や各学部の専門的知識を備えた上で地域の抱える問題を深く理解し、課題解決力のある人材を育成するため、本学の既存の科目を有機的に組み合わせながら、課題解決力や自律性・協働性を高める上で有効な、PBL*1型の授業やサービスラーニング*2を盛り込んで構成します。

※1/PBL:Problem-Based Learning 問題発見解決型学習。学生は教員から出された課題を解決するための方法や計画などを自ら準備し、学生間の議論の中で完成させていく。教員はファシリテーターに徹するべきとされる。学生がチームでプロジェクトに取り組む手法のときはProject-Based Learningと言われる。
※2/サービスラーニング:教育活動の一環として、学生が一定の期間、地域のニーズ等をふまえた社会貢献活動を体験し、それまでに知識として学んだことを実際のサービス体験に活かし、そのようなサービス体験から自分の学問的取り組みや進路について新たな視野を得る教育プログラム。

めざす人材像

ここがポイント

地域にイノベーションを起こすことができる人材、「地域イノベーション人材」の育成を目指しています。
地域イノベーション人材とは次のような力を備えた人です。
(1)専門性を持って、持続可能なコミュニティの発展に能動的に寄与できる人
(2)地域課題から、新しい価値の創造ができる人

個々に掲げた力は、ソーシャルビジネスやコミュニティビジネス、NPO団体などでの直接地域と行う仕事だけではなく、これから関わる持続可能な社会をつくる一員として生きていく、全ての人に有用な力だと考えています。

学びのステップ

地域イノベーションコースは、本学グローバルコース(http://www.shudo-u.ac.jp/exchange/global.html)と同様に、学部教育と併行して受講が可能で、修了を認定する形式のカリキュラムです。 地域イノベーションコースでは、最初に、全学的に共通な、全学プログラム(修道スタンダード科目とコース共通科目)により、地域イノベーションに必要な基礎的な知識とスキルを学ぶことができます。その上で、専門性を生かした学部別プログラムを通して、地域イノベーションに関連する専門的な知識やスキルを修得することができます。さらに、最終段階として、現地で主体的に地域イノベーションの実践を行う認定プログラム(サービスラーニング)が組まれています。

これまでの科目に新しい科目を追加し、地域イノベーション人材に必要なスキルを修得してきます。認定プログラムでは、それまで修得したことを実際に活かし、プロジェクトを実践します。

1年次から段階的に知識やスキルを身に付けることで、専門性に裏打ちされた「問題解決力」や「発信力」を高めることができます。


科目例(一部抜粋)

■地域イノベーション論

この講義では、独自の地域課題を発見でき、それを新しい価値に転換する協創力のある人材づくりを目指します。


■地域コミュニケーション論

地域イノベーションを実現するデザイン力と多様性を尊重しながらコミュニケーションできる力を修得できます。地域固有の利点や問題に対し、「当事者意識と客観的意識」・「伝統と進化」のバランスを保ちながらデザインをまとめる能力・伝える能力を培います。


■ひろしま未来協創特講(ファシリテーション入門)

合意形成の技術であり姿勢である「ファシリテーション」の初歩に触れ、演習を通してこれを学び、汎用的で実践的なスキルを身につけ、ひいては対話力、調整力、統合力を向上させる素地づくりを行います。


■ひろしま未来協創特講(ワークショップ・スキル入門)

協創(創造的協働作業)に有効な対話型ワークショップについて、全くそれに触れたことがない入門者を対象に、体験学習を通してワークショップや初対面者のミーティングなどの最新事例と運営スキルを楽しく学びます。


■ひろしま未来協創特講(地域コミュニケーションデザイン:ツール)

地域コミュニケーションにおけるデザインの考え方を修得することができます。とくに地域コミュニケーションを促進するツールのデザインについて、事例の紹介・考察・実践することによって思考を深めていきます。


■ひろしま未来協創プロジェクト(過疎地域のイノベーション)

地域課題・地域資源の発見手法、それらの解決・価値化のための企画手法について演習し、かつ、地域実習においては(北広島町を予定)、地域の人々との対話を通して、課題発見・価値創造のためのコミュニケーション能力の修得を目論みます。地域イノベーションコースの目指す「地域イノベーション人材」としての行動の基礎を身につける授業です。


■ひろしま未来協創プロジェクト(過疎地域のコミュニケーション)

具体的なデザインや企画実施を通して、課題解決・価値創造のためのコミュニケーションカを修得できます。前期で発見された過疎地域固有の地域課題や地域資源、それらの解決・価値化のプロセスをふまえ、地域実習を通して(北広島町を予定)過疎地域へ定着させ、イノベーションをおこすための発信力を兼ね備えた具体的なデザインについての思考を深めていきます。


■ひろしま未来協創プロジェクト(都心のコミュニケーション)

都心固有の地域課題・地域資源に着目し、それらの解決・価値化のための企画手法について演習し、かつ、地域実習においては(広島市西区を予定)、具体的なデザインや企画実施を通して、課題発見・価値創造のためのコミュニケーションカを修得できます。地域イノベーションコースの目指す「地域イノベーション人材」としての行動の基礎を身につける授業です。


■ひろしま未来協創プロジェクト(都心のイノベーション)

PBL型授業のひろしま未来協創プロジェクトの前期における「都心のコミュニケーション」の成果を引き継ぐかたちで、浮かび上がってきた地域課題・地域資源のコミュニケーションプランを一歩推し進め、イノベーションと呼べるような具体的なアクションのデザインカ・実施力を地域にもたらすプロジェクト推進能力の修得を目論みます。


■イノベーション・プロジェクトⅠ・Ⅱ(地域課題研究2017)

イノベーション・プロジェクトⅠ・Ⅱは、広島県内の地域課題や地域資源に着目し展開するサービスラーニングを主体とした授業です。
連携自治体の地域課題・地域資源を中心に、それらの解決・価値化のための企画・工程・実践方法を学生自ら立案(計画書)し、地域の人々とともに実践していきます。随時現地での報告を教員が受けることにより、計画書の振返りと修正を行っていきます。また一連の活動の中間と最後のまとめとして、現地または学内での合同報告会を実施し、地域における貢献度を整理し振返ります。


海外先進地域で学ぶイノベーション

ここがポイント

認定プログラムであるサービスラーニングでは、広島県内の各地域を拠点に学び実践力を修得した後、一定の要件を満たした10名程度の学生が、海外の、地域イノベーションの先進地域(アメリカ ポートランド)で開講する、「ポートランド・グローカルイノベーションセミナー」に参加することができます。ポートランド・グローカルイノベーションセミナーの往復渡航にかかる費用は大学が負担します。


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